屋根は住宅の中でも、雨や紫外線の影響を受け、特に劣化が進みやすい場所の一つです。
塗り替えが必要な屋根の状態を放置すれば、雨漏りなど住宅が深刻なダメージを受けてしまう可能性があるでしょう。
そこでこの記事では、屋根塗装を検討されている方に向けて、屋根塗装の見積もりでチェックするべきポイントや注意点をまとめました。
自宅の屋根塗装の時期が近付いている方は、ぜひ参考にしてください。
見積もりの見方・チェック項目を理解すれば、より良い選択ができるでしょう。
Contents
屋根塗装の重要性
屋根は常に雨風や紫外線にさらされており、住宅の中でも劣化が進みやすい箇所だと言えます。
そして、劣化した屋根は住宅を守り抜く能力が年々低下するのです。
劣化した状態の屋根を放置すれば、雨漏りが始まり住宅に深刻なダメージを与えてしまうでしょう。
屋根塗装は、住宅の屋根に特殊な塗料を塗り、屋根の耐久性を向上させます。
住宅の寿命を短くしないために、屋根塗装が重要であることを知っておいてください。
屋根塗装の耐用年数
屋根塗装の寿命は屋根材の種類や環境により異なりますが、耐用年数の目安は以下を参考にしてください。
屋根材 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 5年〜7年程度 |
シリコン塗料 | 10年〜13年程度 |
フッ素塗料 | 15年〜20年程度 |
無機塗料 | 20年以上 |
一般的には、耐用年数が長い塗料ほど高額になります。
また、現在使用している塗料次第で選択可能な塗料が異なるケースも多いです。
耐用年数が過ぎた屋根に起こり得る問題
耐用年数が過ぎた屋根には、次のような問題が起こりやすくなります。
- 屋根が色褪せる
- 苔やカビが発生する
- 屋根材にヒビが入る
- 屋根材が反りかえる
- 屋根材が滑落する
このような問題により、雨水の侵入を防ぐことが困難になるケースが多いのです。
屋根塗装に掛かる費用の相場
屋根塗装にかかる費用の相場は、住宅の面積により異なります。
この章では、住宅の面積別の屋根塗装の費用相場をまとめました。
住宅の坪数 | 屋根塗装の費用相場 |
---|---|
20坪 | 32万円〜41万円 |
30坪 | 43万円〜61万円 |
40坪 | 57万円〜81万円 |
50坪 | 64万円〜94万円 |
この表は、一般的な二階建て住宅を想定しており、足場の設置が不要な平屋住宅の場合は相場よりも必要なコストを下げられます。
屋根材によって屋根塗装に必要な費用が変わる
屋根塗装の費用は、現在の屋根材の影響も受けます。
例えば、同じ面積の屋根でも瓦屋根よりスレート屋根の方が塗料の吸収率が高く、多くの塗料が必要になるのです。
しかし、瓦屋根はスレート屋根より凹凸が多く塗装に手間がかかります。
単価で比較した場合は、瓦屋根が最も安く、次にスレート材、金属屋根の順番になります。
金属屋根は錆止め処理が必要なため、下地処理に時間がかかると考えてください。
屋根塗装にかかる費用の内訳
屋根塗装に掛かる費用の内訳は、主に以下の3種類に分けられます。
塗料代
塗料代は屋根塗装に使う塗料のコストを指します。
1平米あたり2,000円程度で済ませられるアクリル塗料と比較して、1平米あたり5,000円以上かかる無機塗料では、工事に必要な塗料代が倍以上になると考えましょう。
塗料の種類別の費用相場は以下を参考にしてください。
塗料の種類 | 耐用年数 | 30坪あたりの費用相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 2年〜7年 | 14万円〜16万円 |
ウレタン塗料 | 8年〜10年 | 17万円〜22万円 |
シリコン塗料 | 10年〜15年 | 23万円〜30万円 |
フッ素塗料 | 15年〜20年 | 38万円〜48万円 |
無機塗料 | 20年以上 | 45万円〜55万円 |
現在では、コストと耐用年数のバランスが取れているシリコン塗料が人気を集めています。
工事費・人件費
工事費は工事に必要な職人さんの人件費や経費であり、10万円〜20万円が相場だと考えられています。
具体的には、養生・高圧洗浄・下地補修など、工程別に分類して工事費として表示されます。
足場代
2階建の住宅の屋根塗装をする場合には、必ず足場が必要です。
足場にかかる費用は住宅の形状や建物の階数により異なります。
足場の費用相場は、2階建かつ30坪の住宅であれば16万円〜23万円、40坪の場合は18万円〜26万円程度です。
ただし、足場材の搬入が難しい立地である・敷地が狭く足場の組み立てに時間がかかるなどの理由で、相場より足場代が高くなるケースも存在します。
屋根塗装の見積もりで提示される項目の例
ここでは屋根塗装の見積もりに書かれる項目の例と内容をまとめました。
いざ見積書を手にしたけれど、内容が分かりにくいと感じる方は、ぜひ参考にしてください。
塗装費用
文字通り、塗装工事をするために必要な費用です。
具体的には、塗料の材料費と人件費を合わせた単価を活用し、延べ床面積から必要な費用が算出されます。
塗装単価×延べ床面積=金額
延べ床面積は平米で表示されるケースが多いです。
補修にかかる費用
屋根塗装とは別に屋根に破損箇所がある場合は、補修工事も追加されます。
例えば、ヒビ割れ・屋根材の反り・雨漏りなどの問題がある時には、屋根塗装と同時に屋根の問題を解決してください。
足場設置の費用
足場を設置する費用であり、塗料の種類や塗装方法が変わった場合も足場のコストは同じであるケースが多いです。
足場の費用は住宅の大きさ・形状・立地の影響を受けて変わるため、相場よりも高い・安い時には、その理由を業者に確認しましょう。
高圧洗浄の費用
高圧洗浄は屋根に付着した苔や埃などの汚れを取り除く作業です。
一般的な単価は1平米あたり150円〜300円程度ですが、他の建物への影響を配慮しながらの工事になる狭小地や屋根の形状や傾斜が特殊な場合には、相場以上の費用が掛かります。
その他諸費用
運搬費など工事に必要なコストが諸経費に含まれますが、内容が不明瞭であるケースも多いです。
諸経費の内訳を知りたい時には、業者に確認すると良いでしょう。
内容が分かりにくい状態を放置してはいけません。
屋根塗装の見積書をチェックする時のチェック項目5つ!
屋根塗装の見積書をチェックする時には、以下の項目を意識してください。
見積書のチェックポイントを理解していれば、短時間で見積もりの意味や内容が分かるようになります。
「一式」が多用されず工程ごとに金額が記載されているか
屋根塗装では、工程ごとに別のコストが掛かります。
具体的には、足場設置費用・養生費用・高圧洗浄費用などがその例です。
項目ごとに金額が表示されていなければ、工事の総額が相場であるのかどうかを確認できません。
「塗装工事一式」と総額のみが書かれているような見積書では、見積もりの内容を適切に評価できないと考えてください。
塗料の製品名とメーカー名が明らかになっているか
先ほどもお伝えしたように、屋根塗装に必要な費用は選択する塗料により大きく異なります。
そのため、見積書に塗料の製品名・メーカー名が書かれていない状態では、工事内容が不明瞭だと言えるでしょう。
見積書を確認して提案を受けている塗料が明らかになれば、各メーカーの公式サイトで製品について自ら調べることもできるのです。
平米数で計算されているか
単価が明確になっていても平米数が算出されていない場合は、正しい計算で総額が算出されているかが分かりません。
平米数×単価で正しく金額が導き出されていることを確認してください。
見積書に平米数が表示されていない場合は、表示するように依頼しましょう。
工事に必要な項目が全て記載されているか
本来、屋根塗装に必要である項目が、全て記載されているかをチェックします。
屋根塗装に必要な項目は現在の屋根材により異なるため、以下の表を参考にしてください。
工程 | スレート屋根 | セメント瓦 | 金属屋根 |
---|---|---|---|
仮設足場 | ◯ | ◯ | ◯ |
高圧洗浄 | ◯ | ◯ | ◯ |
下地処理 | ◯ | ◯ | ◯ |
縁切り | ◯ | × | × |
下塗り | ◯ | ◯ | ◯ |
中塗り | ◯ | ◯ | ◯ |
上塗り | ◯ | ◯ | ◯ |
諸費用 | ◯ | ◯ | ◯ |
各項目の単価は相場か
塗料と同じように、それぞれの項目にも単価相場が存在します。
以下の表を参考に、項目の単価が相場からかけ離れていないか確認してください。
項目 | 単価相場 |
---|---|
足場設置・解体 | 600円/㎡〜900円/㎡ |
養生 | 150円/㎡〜350円/㎡ |
高圧洗浄 | 150円/㎡〜300円/㎡ |
下地処理 | 200円/㎡〜500円/㎡ |
タスペーサー | 300円/㎡〜600円/㎡ |
諸経費 | 20,000円/一式〜40,000円/一式 |
下塗り塗装 | 500円/㎡〜1,000円/㎡ |
費用相場よりも工事費用が高額になるケースとは
屋根塗装の費用相場よりも見積もりが高額だからと言って、悪質な業者であるとは限りません。
次のようなケースでは、工事のために相場より高額なコストが必要です。
屋根の劣化が深刻化していた
劣化が進行するまで放置された屋根は、塗装前の補修作業に多くのコストがかかります。
具体的には、屋根の破損・雨漏りがある状態では、塗装とは別の工事が必要であると考えてください。
塗料の耐用年数内でも、自然災害を含む何らかの理由で屋根の劣化が早まるケースがあるのです。
特殊な工法・塗料を選択する
屋根塗装にて特殊な塗料や工法を選択する場合は、必然的に必要な費用も上がります。
例えば、省エネを目的とした遮熱塗料・耐用年数が長い塗料・環境に配慮した塗料などを希望した場合、塗料のコストが上がります。
また、専門的な知識を持つ業者のみが対応できるケースもあるでしょう。
しかし、特殊な塗料・工法により施工時のコストが上がっても、メンテナンスの頻度を減らせる・自宅の断熱性能が上がって光熱費が下がるなどの効果が得られる可能性が考えられます。
屋根の形状や住宅の形が複雑である
屋根の形状や住宅の形が複雑な場合には、塗装作業のみでなく足場の設置作業にも多くの労力がかかります。
そのため、一般的な形の住宅よりも屋根塗装に必要な費用が上がってしまうのです。
また、敷地が狭い・隣家との距離が少ないケースでも、工事に特別な工夫・配慮が求められます。
屋根塗装の費用は、単純に「面積×単価」のみで計算できないことを知っておいてください。
屋根塗装にかかる費用を少なくするコツ
屋根塗装には何十万円もの費用がかかります。
屋根塗装にかかるコストを少しでも抑えるためには、次のようなコツを知っておきましょう。
複数業者に相見積もりを依頼する
屋根塗装に必要なコストの相場を紹介しましたが、必要な費用は住宅の形状や立地により異なります。
そのため、自宅の屋根塗装の適切な費用は、複数の業者から相見積もりをとることで見えてくるでしょう。
一般的に、見積もりは無料で手に入れられるため、何社かの業者に見積書の作成を依頼してください。
また、見積もりは簡易見積もりではなく、現地調査をしてもらった上で正式な見積もりを得るべきです。
簡易見積もりでは、正確な結果を把握できません。
火災保険が適用可能かどうか確認する
屋根塗装と同時に屋根の補修も必要な場合は、屋根が破損した理由次第で火災保険が適用される可能性があります。
台風のせいで棟板金が浮いた・暴風で瓦が飛んだなど、災害が理由で屋根を補修する際には、該当の工事に対して火災保険を使えるのです。
保険の条件は加入している保険会社により異なることから、事前に確認してみましょう。
外壁塗装と一緒に実施すると足場代が浮く
屋根塗装と外壁塗装は似たような時期に耐用年数が終わる・劣化が始まるケースが多いです。
屋根塗装・外壁塗装はどちらも足場が必要な工事であるため、同時に実施することで足場代の支払いを1度で済ませられるのです。
特に屋根塗装後、外壁塗装を数年以内に行おうと考えている方は、屋根と外壁の同時メンテナンスを検討するべきです。
市区町村で用意している助成金の対象にならないか確認する
市区町村で、屋根塗装や補修に対して助成金を用意している場合があります。
自分が利用可能な助成金があれば、工事の費用負担を少なくできるでしょう。
お住まいの地域に助成金が用意されていないか問い合わせ、事前に確認してください。
屋根塗装業者を選ぶ時の注意点
屋根塗装のために塗装業者を選ぶ際には、次の注意点を知っておいてください。
塗装業者の中には悪質な業者も存在するため、信頼できる業者を見極めることが大切です。
信頼できる対応をしてくれる業者を選ぶ
こちらからの質問に対して丁寧な答えをくれる・不安な点をクリアにしてくれる業者を選びましょう。
一般的に依頼主は屋根塗装に関する特別な知識を持っていません。
依頼主の立場に立って適切な提案と、きめ細やかな説明をしてくれる業者を選ぶべきです。
保証書を発行してくれる業者を選択する
屋根塗装は完了して終わりではなく、何年もの間効果が持続しなければいけません。
保証書が発行されない業者には、数年後に何らかの問題が発生した際に適切な対応を受けられないリスクがあるのです。
業者選びの際は、保証書の有無や用意された保証内容について十分確認してください。
飛び込み営業をする業者は避ける
飛び込み営業をする業者は、消費者の不安を過度に煽ることがあります。
突然訪問して「屋根が破損している」「雨漏りをしている」「すぐに屋根塗装や補修工事をしないと大変なことになる」などと不安を煽って相手の判断力を鈍らせ、契約を迫るのです。
もちろん、屋根の状態によっては急ぎで補修が必要なケースもありますが、一社ではなく複数の業者の意見を聞くようにしてください。
相場より高い・安過ぎる業者に注意する
相場よりも費用が高過ぎる・安過ぎる業者にも注意します。
ただし、搬入が難しい・住宅の形状が複雑であるなどの理由で、費用が上がっている可能性もあるため、相場と比較して高額な見積もりが出た場合は、その理由を聞いてみましょう。
また反対に、相場より安過ぎる見積もりも危険です。
相場には工事に必要なコストが考えられています。
それよりも安く工事を済ませるということは、工事中に何らかの手抜きをして利益につなげようとしている可能性があるでしょう。
さらに、見積もり以外の費用を後から請求されてしまう事例も多いです。
お値引きや無料のサービスに飛び付かない
「今日契約をすれば〇〇をお値引きします」「〇〇代を無料にします」などのセールストークをしてくる業者にも注意が必要です。
元から値引きを前提として高額な見積もりを作っている・値引きをした項目以外に費用を乗せているなど、さまざまな問題が潜んでいる可能性が考えられます。
特に契約を急かすようなアプローチをする業者は、選択するべきではありません。
実際の利用者の口コミを確認する
可能であれば、検討中の業者を実際に利用した方の口コミを確認します。
インターネットを活用するか、知人や友人から紹介を受けるのも良いでしょう。
インターネットの口コミを参考にする際には、一つではなく複数の意見を読むようにしてください。
地域密着型で長く営業している業者を選ぶ
地域に根ざした営業をしている業者は、今後の営業のことを考え、無責任な工事ができないものです。
地域密着型の業者こそ、地域での口コミや評判が重要視されるためです。
屋根塗装の工事工程
屋根塗装の工事は、次のような流れで進みます。
これから屋根塗装を実施する予定の方は、正しいスケジュールを把握しておきましょう。
1.近隣への挨拶
屋根塗装をスタートする前に、担当者が近隣の方に挨拶に行き、工事の日程や連絡先を伝えます。
屋根塗装では周囲に配慮をしていても、多少の騒音・ニオイが発生してしまうものです。
そのため、事前に挨拶を済ませて、近隣の方から理解を得ることが大切です。
2.現場確認
実際に足場を設置する前に、現場確認を行います。
具体的には、屋根の劣化状態・破損箇所・足場の設置方法などを確認し、足場の設置に邪魔なものがあればどかします。
多くのケースでは、現場確認時に施主の立会いが求められます。
3.足場組み立て
次に、屋根と外壁に足場を設置します。
屋根塗装のみを実施する場合でも、外壁に足場が必要です。
塗装業者ではなく足場業者が足場の設置を担当するケースが多いです。
4.高圧洗浄
高圧洗浄機を使い、屋根に付着した汚れや苔を取り除きます。
高圧洗浄の作業中には、自宅のドアや窓を完全に閉めてください。
高圧洗浄で屋根をきれいにすることで、屋根塗装をきれいに仕上げられるのです。
5.下地調整
下地調整は下地処理・下地補修と呼ばれることもある工程で、屋根のひび割れや錆を取り除くなどの作業が含まれます。
屋根の劣化が激しいケースでは、下地調整に多くの時間がかかるでしょう。
屋根の破損箇所が広範囲である場合は、一部の部品交換も行います。
6.養生
養生は、塗装しない箇所に塗料がつかないようにする役割を用います。
具体的には、屋根の周り・外壁・開口部などを養生シートで覆うのです。
エアスプレーなどの吹き付け塗装を実施する際は、塗料が飛散しやすいために、より広い範囲を養生します。
7.下塗り
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3つの工程で進みます。
下塗りは塗装の第一工程であり、屋根材と塗料を密着させる役割を持ちます。
8.中塗り
中塗りは、下塗りが乾いてから実施します。
塗料の乾燥に必要な時間は、商品や塗装時の天候により異なります。
9.上塗り
塗装の最後の工程が上塗りです。
中塗りが乾いてから実施されます。
上塗りは仕上げのステップであり、美しい見た目にするために高い技術が求められます。
10.完了検査
屋根塗装完了後には、塗り残しの有無・養生の剥がし忘れ・塗料により汚れてしまった箇所はないかなどの完了検査が実施されます。
多くのケースでは施主も立ち会った上で検査を実施しますが、施主は足場を上がれず、ベランダや窓から目視確認をすることになります。
どうしても屋根の上までしっかりチェックしたいという方は、写真や動画を撮影してもらうと良いでしょう。
足場解体後の手直しは工事の難易度が上がるため、気になる箇所はこの段階で申し出るようにしてください。
11.足場解体
設置した足場を解体して工事完了です。
足場解体も設置と同じように、専用の足場業者が担当するケースが多いでしょう。
解体した足場を片付けて、屋根塗装工事が終わります。
屋根塗装ができない屋根もあることを知っておくべき
屋根材の中には、屋根塗装をしてはいけない屋根が存在することも知っておきましょう。
具体的には、ノンアスベストのぜい弱な屋根に屋根塗装をしても屋根の劣化を早めてしまう・さらに屋根を痛めてしまう恐れがあります。
また、このような屋根に塗装をしても耐久性が高くなるという根拠が示されていないため、期待する効果が得られない可能性が考えられるのです。
まとめ
屋根塗装は何十万円もの費用が必要なことから、複数の業者から見積もりを集めて比較し、安心して工事を任せられる業者を選ぶべきです。
この記事を参考に、屋根塗装の見積もりをチェックする方法を把握して、見積書を比較検討してください。
納得できる見積・提案をしてくれる業者なら、安心して屋根塗装を任せられるでしょう。
また、屋根塗装の費用が相場よりも高くなってしまうケースも把握した上で、自宅の屋根塗装に必要なコストを考えてみると良いです。
どの業者も見積もり作成は無料で対応しているため、見積もりをもらった後に不明点を質問してください。