トタン屋根の種類とは?寿命や費用相場、施工の流れについて

トタン屋根

トタン屋根は日本で長い間親しまれてきた屋根材で、その耐久性と経済性から住宅や商業ビルなどあらゆる建物で採用されています。

そんなトタン屋根にはさまざまな種類や張り方がありますが、詳しく知っているという方は多くはないでしょう。

そこで、ここではトタン屋根の種類、寿命、費用相場、さらに施工の流れについても解説していきます。

トタン屋根を設置しようか迷っている方、屋根リフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Contents

トタン屋根とは

トタン屋根とは

トタン屋根とは、低コストで耐久性があるため、工業用建物や農業用施設、住宅の屋根材として広く使用されている屋根です。

トタンは、亜鉛でコーティングされた薄い鋼鉄製の板材のことで、錆びにくくする加工が施されています。

取り扱いが簡単なので、DIY好きな人の間でも人気です。

トタン屋根の歴史

トタン屋根は価格が安いのに機能性が高く施工が簡単という理由で1970年~1980年頃(高度成長期)に多くの建物に設置されました。

しかし、最近はガルバリウム鋼鉄などが主流になり、施工される機会が減っています。

トタン屋根の種類

トタン屋根にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴があります。

3種類のトタン屋根

  • 瓦棒(かわらぼう)
  • 波型
  • 折半(せっぱん)

瓦棒(かわらぼう)

瓦棒のトタン屋根

瓦棒とは、軒先から屋根の頂上に向かって縦にトタンを設置する方法です。

等間隔で心木(しんぎ)と呼ばれる木の棒を設置していきます。

この施工は最近でも行われていますが、トタンではなくガルバリウム鋼鉄が使用されることが多いです。

波型

波型のトタン屋根

波型とは、波状にしたトタンを設置する方法です。

トタン屋根といえばこの屋根を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

現在施工されている波型の屋根の多くが、この波型トタンです。

トタンを波のような形にすることで強度を保つことができます。

工業施設・倉庫などで使用されることが多いです。

折半(せっぱん)

折半のトタン屋根

折半とは、トタンを折りたたんだ形状にした施工方法です。

トタンを折りたたむことによって強度を高めることができます。

工場で使用されることが多いです。

トタン屋根の張り方

トタン屋根の張り方には、縦型と横型の2つのスタイルがあります。

トタン屋根の2つの張り方スタイル

  • 縦型
  • 横型

縦型

トタン屋根の縦型の張り方

縦型とは、屋根の傾斜に沿ってトタンを縦型に設置する施工方法です。

縦に設置することによって水の流れがスムーズになるため、雨が多い地域に向いています。

また、排水機能が高いため傾斜を緩めて施工することが可能です。

傾斜を緩めることによって屋根の面積を減らし、コストを削減することができます。

横型

トタン屋根の横型の張り方

横型とは、屋根の傾斜に対しトタンを横向きに設置する施工方法です。

トタンのつなぎ目からの雨漏りを防ぐために、トタンが重なり合う部分を十分に確保する必要があります。

トタン屋根の寿命

トタン屋根の寿命

トタン屋根の寿命は設置環境やメンテナンスの有無によって変わりますが、一般的に25~30年程度です。

耐用年数を超えたトタン屋根の多くは、屋根下地や屋根に使用している木材が傷んでいるので、屋根の全体リフォームをするのがおすすめです。

トタン屋根のメンテナンス

トタン屋根のメンテナンス

トタン屋根は耐久性が高い屋根材ですが、適切なメンテナンスが必要です。

一般的に、10年~15年ごとに塗装を行い、25年~30年を目安に葺き替えをするのが理想的だと言われています。

トタン屋根を長く大切に使っていくためには定期的なメンテナンスを行い、屋根の機能性を維持することが重要です。

トタン屋根の劣化症状

トタン屋根は設置環境によって劣化の進み具合が変わってきます。

上で紹介したメンテナンスの目安だけなく、実際の屋根の劣化具合を見てメンテナンスのタイミングを決めましょう。

ここでは、トタン屋根に現れやすい劣化症状とその対処法を紹介します。

トタン屋根の劣化症状

  • 色褪せ
  • サビ・塗装剥がれ
  • 棟板金の剥がれ
  • 雨漏り

色褪せ(業者による点検)

トタン屋根の色褪せによる劣化

色褪せとはトタン屋根の色が褪せてくる症状のことです。

トタンの塗装が劣化することによってこの症状が現われます。

トタンは防水性が低い素材で、塗装によって防水性を保っているため、この症状が現われたら塗装工事を検討しましょう。

まずは、業者の方に点検を依頼するのがおすすめです。

サビ・塗装剥がれ(塗装)

トタン屋根の錆・塗装剥がれの劣化状況

色褪せから症状が進むとサビ・塗装剥がれが起こってきます。

このような症状が起こる原因は、塗装の劣化により防水性が低下したことです。

この症状を放置するとトタン屋根に穴が開いて雨漏りが発生する可能性があるので、塗装を検討しましょう。

棟板金の剥がれ(棟板金の交換)

トタン屋根の棟板金の剥がれの劣化状態

棟板金とは屋根の頂点に設置された板金のことです。

棟板金は台風や大雨などの影響で剥がれてしまうことがあります。

この症状を放置しておくと雨漏りが発生し、屋根全体が傷んでしまうので早めに補修を行いましょう。

雨漏り(葺き替え工事)

トタン屋根の雨漏りの劣化状況

雨漏りが発生したらできるだけ早く業者に補修を依頼しましょう。

トタンだけでなく屋根下地が傷んでいる可能性があります。

この症状を放置しておくと屋根だけでなく家全体も傷んでしまう可能性があるので、屋根全体を取り換える葺き替え工事を検討しましょう。

【工事の種類別】トタン屋根工事の費用相場と施工の流れ

ここでは、トタン屋根工事の費用相場と施工の流れを紹介します。

5つのトタン屋根工事

  • 塗装工事
  • 部分補修
  • 棟板金の交換
  • 葺き替え
  • 重ね葺き

塗装工事

トタン屋根工事の屋根塗装工事

塗装工事とは屋根材の塗装を行う工事のことです。

トタン屋根のメンテナンスにおいて重要な役割を担っています。

トタンの劣化症状(色褪せ・サビ・剥がれ)などが現われたら塗装をするのがおすすめです。

塗装工事の費用は屋根の面積や塗布する塗料の種類によって変わってくるので、詳しくは業者の方と相談して決めましょう。

費用相場 80万円~(一般的な一戸建て)
施工の流れ ①足場を設置する
②屋根表面を磨く
③屋根全体を拭く
④養生する
⑤塗料を塗る
⑥最終確認をする
⑦足場を解体する
対象となる症状 ・色褪せ
・錆び
・塗装剥がれ など

費用相場

塗装工事にかかる費用目安は80万円~(一般的な一戸建て)です。

ただし、費用は塗布する塗料によって大きく変わります。

基本的に高い塗料は寿命が長く、安い塗料は寿命が短いです。

安い塗料を選択すると次のメンテナンスまでの期間が短いため、かえって維持費用がかかることもあります。

塗料を選ぶ際にはその後のメンテナンス費用も考慮して選ぶようにしましょう。

<費用内訳>

施工の流れ

①足場を設置する

屋根塗装は大がかりな工事なので安全に行うために足場の設置が必要です。

②屋根表面を磨く

トタン屋根表面をブラシなどでこすり、サビや古い塗装を取り除きます。

③屋根全体を拭く

塗装を行う前に汚れを落として美しい状態にします。

④養生する

塗装がついてほしくない場所(外壁・まず・照明など)をマスキングテープ・ビニールなどで覆います。

⑤塗料を塗る

塗料を下塗り→中塗り→上塗りの順で複数回に分けて塗っていきます。

⑥最終確認をする

塗装が終わったら仕上がりを確認します

⑦足場を解体する

全ての作業が終わったら足場を解体します。

これで工事終了です。

部分補修

トタン屋根の部分補修工事

部分補修とは屋根を部分的に補修する作業のことです。

トタンに穴が開いたり剥がれたりした場合に行います。

部分補修にはシーリング補修・板金の部分補修・応急処置などがあり、損傷の程度によって内容が変わります。

損傷個所が多い場合、損傷範囲が広い場合は足場設置が必要です。

費用相場 3万円~(補修範囲・補修方法による)
補修方法 ・シーリング補修
・板金の部分補修
・応急処置
対象となる症状 ・穴開き
・剥がれ など

棟板金の交換

トタン屋根工事の棟板金の交換

棟板金とは屋根の頂点にある棟に設置されている板金のことです。

この棟板金が損傷したり錆びたりしている場合は交換を行います。

費用相場 10万円~15万円(10mあたり)
施工の流れ ①足場を設置する
②古い棟板金の撤去
③棟下地の設置
④棟板金の設置
⑤最終確認をする
⑥足場を解体する
対象となる症状 ・棟の損傷
・棟の錆び など

費用相場

棟板金交換工事は10万円~15万円(10mあたり)くらいの費用がかかります。

ただし、工事範囲、材料の種類によって費用が異なるので、詳しくは業者に確認しましょう。

施工の流れ

①足場を設置する

棟板金交換は大がかりな工事なので、安全に行うために足場の設置を行います。

②古い棟板金の撤去

古い棟板金と棟下地を撤去して清掃します。

③棟下地の設置

新しい棟の下地(貫板)を設置します。

貫板の材質は木製や樹脂製が多いです。

④棟板金の設置

棟下地が設置できたら棟板金を設置します。

⑤最終確認をする

棟板金の設置が完了したら最終確認です。

⑥足場を解体する

全ての作業が終わったら足場を解体します。

足場解体が終わったら工事終了です。

葺き替え

トタン屋根工事の葺き替え

葺き替え工事とは、古い屋根を撤去して新しい屋根を取り付ける工事のことです。

屋根全体の老朽化が進んでいる場合に行います。

トタン屋根の場合は設置から25年~30年を目安に行うのが一般的です。

費用は新しく設置する屋根材の種類によって異なります。

最近はガルバリウム鋼鉄など耐久性に優れてコストも安い屋根材が選ばれることが多いです。

費用相場 80万円~140万円程度
(一般的な30坪住宅・ガルバリウム鋼鉄の屋根材を設置した場合)
施工の流れ ①足場を設置する
②古い屋根を解体・撤去する
③屋根下地を設置する
④新しい屋根材を設置する
⑤最終確認をする
⑥足場を解体する
対象となる症状 ・屋根全体の劣化
・雨漏り

費用相場

葺き替え工事の費用は80万円~140万円程度で、新しく設置する屋根材や屋根の範囲によって大きく変わります。

この工事は工期がかかる大がかりな工事なので、足場の設置は必須です。

<費用内訳>

施工の流れ

①足場を設置する

葺き替え工事は大がかりな工事なので、安全に行うためには足場設置が必要です。

②古い屋根を解体・撤去する

まずは古い屋根を取り外します。

③屋根下地を設置する

古い屋根を取り外したら新しい屋根下地(野地板・防水シート)を設置します。

④新しい屋根材を設置する

屋根下地の設置が完了したら新しい屋根材を設置します。

⑤最終確認をする

屋根材の設置が完了したら最終確認を行います。

⑥足場を解体する

工事が完了したら最終確認を行います。

重ね葺き

トタン屋根工事の重ね葺き

重ね葺き工事とは、古い屋根の上から新しい屋根を取り付ける工事のことです。

古い屋根の解体・撤去作業がない分、費用を抑えることができますが、屋根が重たくなるというデメリットもあります。

費用相場 80万円~100万万円(一般的な30坪住宅)
施工の流れ ①足場を設置する
②屋根下地を設置する
③新しい屋根材を設置する
④最終確認をする
⑤足場を解体する
対象となる症状 ・屋根全体の劣化
・雨漏り

費用相場

重ね葺きの費用相場は80万円~100万円(一般的な30坪住宅)です。

ただし、新しく設置する屋根材の種類や屋根の面積によって大きく変わります。

重ね葺き工事は大がかりな工事なので、足場の設置が必要です。

<費用内訳>

施工の流れ

①足場を設置する

重ね葺き工事は大がかりな工事なので、安全に行うためには足場設置が必要です。

②屋根下地を設置する

既存の屋根の上から新しい屋根下地(野地板・防水シート)を設置します。

③新しい屋根材を設置する

屋根下地の設置が完了したら新しい屋根材を設置します。

④最終確認をする

屋根材の設置が完了したら最終確認を行います。

⑤足場を解体する

工事が完了したら最終確認を行います。

トタン屋根のメリット

ここではトタン屋根のメリットを紹介します。

トタン屋根3つのメリット

  • 寒さに強い
  • 費用が安い
  • 軽い

寒さに強い

トタン屋根は金属製で低温に耐えられる寒さに強い素材です。

この特性により気温が低い地域でも無理なく使用できます。

実際にトタン屋根は東北地方や北海道などでよく使用されています。

費用が安い

トタンは比較的価格が安い材料であり、他の屋根材料と比較してもコストパフォーマンスが高いとされています。

工事費用を抑えることができる経済的な選択と言えます

安価でありながら十分な機能を持ち合わせているため、初めて家を建てる人にも人気です。

軽い

トタン屋根は軽量な屋根材なので、建物への負担を抑えることができます。

建物への負担が少ないということは建物の構造的な強化が必要ないため、建築コスト削減にも効果的です。

また、工場や商業施設のような大規模な建物・建物の負担を減らすために行うリフォームにも向いています。

トタン屋根のデメリット

ここではトタン屋根のデメリットを紹介します。

トタン屋根3つのデメリット

  • 断熱性が低い
  • 雨の音が気になる
  • 強風に弱い

断熱性が低い

トタン屋根は金属製で熱伝導率が高いため、他の屋根材と比べて断熱性が低めです。

そのため、追加で断熱材を設置することが推奨されています。

特に夏や冬に極端な温度変化がある地域では、断熱材の追加が必須だと思っておきましょう。

雨の音が気になる

トタンは金属製なので雨の音が響きやすい素材です。

室内にも聞こえることがあるので、音が気になりやすいという方は不快に感じるかもしれません。

雨音が気になるという方は、防音材を使用するなど設計での工夫が必要になります。

強風に弱い

トタンは軽いので強風に弱いというデメリットもあります。

特に台風や強風が多い地域では注意が必要です。

強風への対策としては固定を強化するなどの措置を行いましょう。

業者選定のポイント

屋根リフォームを行う際には業者選びは重要なポイントです。

どのような業者に依頼するかによって工事の費用や満足度まで変わってきます。

ここでは、屋根リフォームを行う際の業者選びのポイントを3つ紹介します。

トタン屋根のリフォーム業者の選定ポイント

  • 屋根板金業者がおすすめ
  • 業者の実績や評判を確認しよう
  • 複数の業者で相見積もりを取ろう

屋根板金業者がおすすめ

屋根板金業者がおすすめ

トタン屋根のリフォームを依頼するなら屋根板金業者がおすすめです。

屋根板金業者とは、屋根板金工事の専門家で屋根板金の技術が高い業者です。

屋根工事を行う業者はいくつかありますが、業者を選ぶ際には屋根材の種類や施工目的に合った業者を選ぶことが大切です。

また、直接屋根板金業者に工事を依頼することによって仲介料などが発生せず、工事費用を抑えることができます。

技術面でも費用面でも屋根板金業者に依頼するのがおすすめです。

業者の実績や評判を確認しよう

トタン屋根リフォームの豊富な実績

トタン屋根の工事には専門的な技術や知識が必要なので、工事業者を選ぶ際には実績や評判を確認することが重要です。

過去に行った工事の実績やそれに伴うお客様からの評判は、業者の質を確認するための重要な手がかりとなります。

最近はホームページで実績を載せている業者も多いので、一度ホームページを確認してみましょう。

複数の業者で相見積もりを取ろう

トタン屋根リフォームの相見積り

屋根リフォームを依頼する業者を選ぶ際には、複数の業者で相見積もりを取ることが大切です。

複数の業者で見積もりを取ることによってその工事の一般的な流れや相場を知ることができ、悪徳業者に騙される可能性も少なくなります。

また、細かな見積もりを提示してくれる業者は作業も丁寧なことが多いので、業者選びの参考にしましょう。

仙臺屋根屋のトタン屋根工事施工実績

トタン屋根工事でよくあるご質問

トタン屋根の耐用年数はどれくらいですか?
トタン屋根の耐用年数は通常、約15年から20年ですが、定期的なメンテナンスや環境条件によって異なります。
トタン屋根のメンテナンスにはどのようなことが必要ですか?
定期的な清掃、サビのチェックと対処、塗装の更新が必要です。また、穴が開いていないかなどの損傷の確認も大切です。
トタン屋根のリフォーム費用はどのくらいかかりますか?
リフォーム費用は屋根の面積や損傷の程度、使用する材料によって大きく変わりますが、一般的には数十万円から数百万円程度です。
トタン屋根を新しいものに交換するメリットは何ですか?
新しいトタン屋根に交換することで、断熱性や防水性が向上し、エネルギーコストの削減や屋根の耐久性が高まるなどのメリットがあります。
トタン屋根の塗り替えはどれくらいの頻度で行うべきですか?
塗装の持続期間は環境や使用されている塗料の種類によりますが、一般的には5年から10年ごとに塗り替えが推奨されます。
トタン屋根に適した塗料は何ですか?
防錆性が高く、紫外線や気候の変動に強い塗料が適しています。アクリル系やウレタン系の塗料が一般的に使用されます。
トタン屋根の修理でよくある問題とは何ですか?
サビや穴の開き、塗装の剥がれがよくある問題です。これらは水漏れの原因にもなるため、早めの対処が重要です。
トタン屋根はどのような気候の地域に適していますか?
トタン屋根は耐久性があり、湿気の多い地域や温暖な気候にも適していますが、過度の湿気や直接の海水霧には弱いです。
トタン屋根を選ぶ際の注意点は何ですか?
材質の質、厚さ、塗装の種類に注意し、設置環境に適したものを選ぶことが重要です。また、信頼できる業者に依頼することも大切です。
トタン屋根での防音性はどうですか?
トタン屋根は他の屋根材料と比較して防音性に劣る場合があります。追加の断熱材や防音材を利用することで改善が期待できます。

その他の屋根工事メニュー

この記事の監修者

株式会社菊地板金工業、代表取締役、菊地社長

菊地正秀

株式会社菊地板金工業 代表取締役

宮城県仙台市出身、屋根・外壁板金工事歴30年

18歳から建築工事にはじまり、屋根、外壁工事や水道、基礎工事と建設業の様々な分野で、幅広い知識と現場経験を習得。
建物の主要構造物となる『屋根』において金属板金を自由自在に施工する奥深さに魅力を感じ、25歳で屋根工事を専門とする一人親方として、独立。
平成23年に株式会社菊地板金工業を設立し、代表取締役に就任。現在に至る。
以上の経験をもとに、リフォームのトラブルを回避できる情報を、「失敗ゼロ!屋根・外壁工事研究会」として、皆様に発信している。