窯業系サイディングとは?メリット・デメリットや費用相場について

窯業系サイディング

窯業系サイディングは住宅の外壁材として広く使用されている素材です。

この素材はセメントと繊維質を混ぜた素材を窯で焼成処理して製造されていることから窯業系と呼ばれるようになりました。

耐久性・デザイン性・コストパフォーマンスの高さが評価されています。

そこで、ここでは窯業系サイディングの基礎知識、メリット・デメリット、さらには工事にかかる費用相場を紹介します。

Contents

窯業系サイディングとは

窯業系サイディングとは

窯業系サイディングとは、住宅や建物の外壁材として使用される外壁材の一つです。

セメントと繊維質を主成分とした素材を焼き固めて板状にしたものです。

耐久性が高く、美しい外観を保つことができるため日本の多くの建物に採用されています。

次に窯業系サイディングの特徴を理解するために、そのメリット・デメリットを紹介します。

窯業サイディングのメリット

窯業系サイディングの主なメリットは以下の4つです。

窯業系サイディングの4つのメリット

  • 工事費用が安い
  • デザイン性が高い
  • 耐久性が高い
  • 防火性に優れている

工事費用が安い

工事費用が安い窯業サイディング

窯業系サイディングはコストパフォーマンスが高い外壁材として注目されています。

材料費自体も安いですが、工期も短いため人件費など工事にかかる費用も抑えることが可能です。

外壁材毎の工事費用の比較

外壁材毎に工事費用は異なります。

なかでも窯業系サイディングは、下表のように他の外壁材と比べて、コストパフォーマンスが高い素材です。

外壁の種類工事費用の相場
窯業系サイディング4,000円/㎡~6,000円/㎡
金属系サイディング3,000円/㎡~15,000円/㎡
木材系サイディング8,000円/㎡~10,000円/㎡
樹脂系サイディング9,000円/㎡~20,000円/㎡
タイル8,000円/㎡~30,000円/㎡
モルタル5,000円/㎡~7,000円/㎡

デザイン性が高い

デザイン性が高い窯業サイディング

窯業サイディングには幅広いデザインや色が豊富に用意されているため、建物の外観を美しく演出することができます。

そのため、一般住宅だけでなく公共施設や商業施設などの建物にも採用されています。

お客様の好みに合ったものを選べるのも人気がある理由の一つです。

窯業系サイディングの主なデザインの種類

窯業系サイディングの主なデザインは次の5つあります。

窯業系サイディングの5つのデザイン

  • タイル・レンガ調
  • 木目調
  • 石柄
  • ライン柄
  • 塗り壁柄

窯業系サイディングは、上記のように豊富なデザインから、洋風や和風、現代的なイメージの家にも合わせられるため、多くの方に選ばれています。

耐久性が高い

耐久性の高い窯業系サイティング

窯業サイディングは耐久性が高い外壁材です。

この外壁材は高温で焼き固められているため、色褪せ、変形、割れなどのトラブルが起こりにくいという特徴があります。

また、長期間高い性能を維持できるため、メンテナンス費用を抑えることも可能です。

防火性に優れている

防火性に優れる窯業系サイディング

窯業サイディングは燃えにくい素材でできているため、火災時に燃え広がるのを防ぐ効果があります。

この特性は災害時の安全対策にもなるとして、高い評価を受けています。

外壁リフォームの際は、耐震性だけでなく防火性にも注目しましょう。

窯業サイディングのデメリット

窯業サイディングのデメリットは以下の3つです。

窯業系サイディングの3つのデメリット

  • メンテナンスが必要
  • 重さがある
  • 蓄熱性が高い

メンテナンスが必要

窯業系サイディングのメンテナンスの必要性

窯業サイディングは耐久性がある素材ですが、耐水性が低いため定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ると、色褪せ、ひび割れ、カビなどのトラブルが起こる可能性があります。

清掃や塗装などのメンテナンスを行うようにしましょう。

重さがある

外壁材の中で重さがある窯業系サイディング

窯業サイディングは他の外壁材と比べて重たい素材です。

重い外壁材を設置すると建物の構造に負荷を与える可能性があり、場合によっては補強工事が必要になります。

補強工事をすると追加費用が発生するので、見積もりの際に確認しておきましょう。

蓄熱性が高い

蓄熱性の高い窯業系サイディング

窯業サイディングは熱を吸収して溜め込む蓄熱性の高い素材です。

そのため、夏は建物内の温度が上がりやすく、冷えにくくなります。

特に暑い地域ではエアコン代が高くなる可能性があるので、注意が必要です。

窯業系サイディングのメンテナンス方法

窯業サイディングは耐久性が高い外壁材ですが、長期間にわたってその性能を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。

ここでは、この外壁材に必要なメンテナンスの方法を紹介します。

窯業サイディングのメンテナンス方法

  • 塗装
  • シーリングの打ち直し
  • 張り替え
  • 重ね張り

塗装:10年ごとに行うのがおすすめ!

窯業サイディングの塗装メンテナンス

外壁の塗装とは、外壁の表面に塗装を施す工事のことです。

窯業サイディングは時間の経過とともに色褪せやひび割れなどの劣化症状が現われることがあります。

このような劣化症状を防ぎ、外壁を長持ちさせるためには10年ごとに塗装を行うことが大切です。(※天候や環境によっては10年未満でも劣化症状が現われることがあります。)

劣化症状が現われたら業者に点検を受けて、早めに塗装や補修を行いましょう。

シーリングの打ち直し:5年ごとに点検を受けよう!

窯業サイディングのシーリング打ち直し

外壁材のつなぎ目や端の部分は防水のためにシーリングが施されています。

しかし、シーリング材は劣化しやすいため、定期的に点検や補修を行う必要があります。

シーリングのひび割れ・剥がれなどの症状がある場合は、打ち直し工事を行いましょう。

張り替え:設置から20~30年程度で行うのがおすすめ!

窯業サイディングの外壁張り替え

外壁の張り替えとは、古い外壁材を解体・撤去して、新しい外壁を設置する工事のことです。

外壁材の劣化が激しい場合、デザインを変更したい場合に行われます。

外壁下地まで傷んでいる場合は、張り替えを行うのがおすすめです。

重ね張り:設置から20~30年程度で行うのがおすすめ!

窯業サイディングの外壁重ね張り

外壁の重ね張りとは、古い外壁の上から新しい外壁を設置する工事のことです。

古い外壁の撤去作業が必要ないので、コストや工期を抑えることができます。

ただし、既存の外壁が下地まで傷んでいる場合は、重ね張りができません。

外壁リフォームの方法を選ぶ際には、業者の方にしっかりと点検・評価をしてもらいましょう。

窯業系サイディングのメンテナンス時期の見極め方

窯業系サイディングの機能性を維持するためには適切なメンテナンスが必要です。

しかし、いつ、どのようなメンテナンスをすべきか分からない人も多いのではないでしょうか。

そこで、これから窯業サイディングのメンテナンスのタイミングを見極めるポイントを紹介します。

窯業系サイディング2つの注目ポイント

  • 耐用年数
  • 劣化状況

耐用年数

窯業系サイディングの耐用年数

窯業サイディングのメンテナンス時期を見極めるために大切なポイントの1つが耐用年数です。

耐用年数が過ぎると劣化が進み、機能が著しく低下し始めます。

窯業サイディング耐用年数は20年~30年なので、30年を超えたら張り替えや重ね張りなどの全体リフォームを検討しましょう。

劣化状況

窯業系サイディングの劣化状況

窯業サイディングのメンテナンス時期を見極めるために大切なもう一つのポイントは劣化状況です。

外壁の劣化状況は気候条件や環境によって大きく左右されます。

そのため、耐用年数を過ぎていない外壁でも劣化症状が現われることがあります。

外壁の劣化症状が現われたら適切なメンテナンスを行いましょう。

外壁の劣化症状

外壁の主な劣化症状とその対処法を紹介します。

次のような劣化症状が現われたら、早めに業者に連絡して適切なメンテナンスを行いましょう。

劣化症状概要対処法
色褪せ・剥がれ・外壁の色が褪せる
・塗膜が剥がれる
塗装
チョーキング・外壁を触ると白い粉が付く塗装
ひび割れ・外壁にひびが入る部分補修
シーリング・シーリングが剥がれる
・シーリングにひびが入る
シーリング補修
カビ・藻・外壁にカビや藻が発生する清掃塗装
全体的な劣化・古い外壁を撤去して新しい外壁を設置する張り替えor重ね張り
雨漏り・古い外壁の上から新しい外壁を設置する張り替え

窯業系サイディング工事の費用相場

ここでは窯業サイディング工事にかかる費用相場を紹介します。

工事の種類費用相場(一般的な一戸建て)
塗装60万円~100万円
新築時の設置170万円
張り替え120万円~250万円
重ね張り120万円~180万円

塗装:60万円~100万円程度(一般的な一戸建て)

窯業系サイディングの塗装工事

塗装とは、外壁に塗装を施す工事のことです。

工事にかかる費用は、60万円~100万円程度(一般的な一戸建て)です。

ただし、外壁の面積・形状・選ぶ塗料の種類によって大きく異なります。

新築で設置する:170万円程(一般的な一戸建て)

窯業系サイティングの新設設置

窯業サイディングを新築で設置する場合は、170万円程度の費用がかかります。

ただし、外壁を設置するための工法や外壁の面積によって大きく異なります。

張り替え:120万円~250万円(一般的な一戸建て)

窯業系サイディングの張り替え工事

張り替えとは、古い外壁を取り外して新しい外壁を設置する工事です。

新しく窯業サイディングを設置する場合の費用相場は120万円~250万円(一般的な一戸建て)です。

ただし、外壁の形状や面積、建物の設置環境によって費用は異なります。

重ね張り:120万円~180万円(一般的な一戸建て)

窯業系サイディングの重ね張り工事

重ね張りとは、古い外壁の上から新しい外壁を設置する工事です。

古い外壁の上から窯業サイディングを設置する場合の費用相場は120万円~180万円(一般的な一戸建て)です。

古い外壁の解体・撤去作業が必要ないため、張り替えよりは費用を抑えることができます。

窯業系サイディングの有名メーカーとその外壁の種類

窯業サイディング系サイディングには有名なメーカーがいくつかあります。

ここでは、窯業サイディングの主要メーカー3社とその人気商品を紹介します。

メーカー名特徴人気商品
ニチハ・汚れにくい
・デザイン性が高く
・色褪せにくい
・Fu-ge(フュージェ)
・モエンエクセラード16シリーズ
ケイミュー・汚れにくい
・耐久性が高い
・光セラ
・スーパーKMEW
旭トステム・汚れにくい
・変色しにくい
・シーリングいらず
・スーパーKMEWシール
・AT-WALL

ニチハ

ニチハの外壁材は汚れに強く、色褪せにくいという特徴があります。

タイル柄、木目柄などデザインの種類も豊富なので、外観にこだわりたいという方におすすめです。

人気商品

デザイン

ケイミュー

ケイミューの外壁は、汚れにくいという特徴があります。

耐久性が高い商品も豊富なので、新築の方にもおすすめです。

人気シリーズ

デザイン

旭トステム

旭トステムの窯業サイディングは汚れにくく、変色や色褪せを起こしにくいという特徴があります。

また、デザイン性も高くシーリング材を必要としない商品もあります。

人気商品

デザイン

サイディングの選び方

サイディングには窯業サイディングの他にもいくつかの種類があります。

外壁の種類費用相場耐用年数特徴
金属系サイディング3,000円/㎡~15,000円/㎡20年~40年・軽い
・断熱性が高い
・耐震性が高い
窯業系サイディング4,000円/㎡~6,000円/㎡20年~40年・デザイン性が高い
・防火性が高い
・コストが安い
木材系サイディング8,000円/㎡~10,000円/㎡15年~30年・耐震性が高い
・木の雰囲気が感じられる
樹脂系サイディング9,000円/㎡~20,000円/㎡30年~40年・耐候性が高い
・耐久性が高い
・軽い

ここでは、窯業サイディングとその他のサイディングの違いを紹介していきます。

どの種類を選べばよいか悩んでいる方は、サイディングごとの特徴、コスト・好きなデザイン・機能性などを考慮してお客様に合うタイプを選ぶようにしましょう。

金属系サイディング:耐震性・断熱性を重視したい人向き

金属系サイディング
外壁の種類費用相場耐用年数特徴
金属系サイディング3,000円/㎡~15,000円/㎡20年~40年・軽い
・断熱性が高い
・耐震性が高い
窯業系サイディング4,000円/㎡~6,000円/㎡20年~40年・デザイン性が高い
・防火性が高い
・コストが安い

金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼鉄、アルミなどの合金を板状に加工した外壁材です。

非常に軽い素材なので、耐震性を重視したいという方は金属系サイディングが向いています。

ただし、デザインやコスト面を重視したいという方は窯業系サイディングがおすすめです。

樹脂系サイディング:耐久性・耐候性を重視したい人向き

樹脂系サイディング
外壁の種類費用相場耐用年数特徴
樹脂系サイディング9,000円/㎡~20,000円/㎡30年~40年・耐候性が高い
・耐久性が高い
・軽い
窯業系サイディング4,000円/㎡~6,000円/㎡20年~40年・デザイン性が高い
・防火性が高い
・コストが安い

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂を主成分とした外壁材です。

耐久性・耐候性が高く、軽いという特徴があります。

耐久性を重視したいという方は樹脂系サイディングがおすすめですが、デザイン性やコストを重視したいという方は窯業系サイディングがおすすめです。

木質系サイディング:木の暖かい雰囲気が好きな人向き

木材系サイディング
外壁の種類費用相場耐用年数特徴
窯業系サイディング4,000円/㎡~6,000円/㎡20年~40年・デザイン性が高い
・防火性が高い
・コストが安い
木材系サイディング8,000円/㎡~10,000円/㎡15年~30年・耐震性が高い
・木の雰囲気が感じられる

木質系サイディングとは、主な成分が木の外壁材です。

この外壁材は窯業系サイディングに比べて耐用年数が短いですが、木本来のぬくもりを感じられるというメリットがあります。

木の雰囲気が好きだという方におすすめです。

窯業系サイディング工事を依頼する際の業者選びのポイント

外壁リフォームを行う場合、どのような業者に工事を依頼するかは大変重要なポイントです。

ここでは、業者選びのポイントを紹介していきます。

窯業系サイディング工事業者の選び方ポイント

  • 複数の業者で相見積もりを取る
  • 実績や口コミを確認する
  • コミュニケーションが取れる業者を選ぶ

複数の業者で相見積もりを取る

窯業系サイディング工事の相見積り

外壁リフォームを行う業者を選ぶ際には、複数の業者で相見積もりを取るようにしましょう。

複数の業者で見積もりを取ることによって、コストや工事内容を比較し、お客様に合う工事を選択することができます。

また、適正予算を知ることができるため、悪徳業者にだまされる可能性も減ります。

少なくとも3社以上の業者から見積もりを取るようにしましょう。

実績や口コミを確認する

窯業系サイディング施工実績と口コミ

外壁リフォーム業者を選ぶ際には実績や口コミを確認しましょう。

実績を確認すればその業者が得意としている工事が分かります。

お客様が受けたいと思っている工事の実績数が多い業者を選ぶと安心です。

また、口コミでは実際に工事を受けた人の意見を知ることができます。

実績と口コミはその業者が信頼できるか見極めるために重要なポイントです。

コミュニケーションが取れる業者を選ぶ

窯業系サイディングの施工現場

外壁リフォームを行い際には、外壁の種類、色、工期などさまざまな部分の話し合いを行います。

お客様の意見が言いやすく、なんでも相談できる業者を選ぶことで、満足度の高い工事を受けることができます。

見積もりの際、電話予約の際の対応をチェックして、雰囲気が良いと思った業者を選ぶようにしましょう。

仙臺屋根屋の窯業系サイディング工事の施工実績

窯業系サイディング工事でよくあるご質問

窯業系サイディングの工事にかかる時間はどれくらいですか?
プロジェクトの規模や条件によりますが、通常は数日から2週間程度が目安です。建物の大きさや壁の状態によって変わるため、正確な見積もりは現地調査が必要です。
窯業系サイディング工事の費用はどのくらいかかりますか?
サイディングの材質、品質、デザインによって異なりますが、平均的には平方メートルあたり数千円から1万円程度が一般的です。全体の費用は建物の面積や必要な追加工事にも依存します。
窯業系サイディングの選び方にはどのようなポイントがありますか?
耐候性、耐火性、メンテナンスのしやすさを重視することが大切です。また、建物のデザインに合わせた色やテクスチャを選ぶことで、外観を向上させることができます。
窯業系サイディングの耐久性はどれくらいですか?
適切な施工とメンテナンスが行われていれば、40年以上の耐久性が期待できます。しかし、環境条件によってはメンテナンスが必要になる場合もあります。
窯業系サイディング工事で一般的に使用される工具は何ですか?
サイディングのカットには電動の丸ノコが使用され、固定には釘打ち機やネイルガンが必要です。また、精密な作業にはレベルや測定器が欠かせません。
窯業系サイディングを選ぶ際の注意点は何ですか?
地域の気候条件や建物の構造に適した材質を選ぶことが重要です。また、色の選定では将来的に色褪せする可能性を考慮し、長期的な美観を保つ色を選ぶことが望ましいです。
窯業系サイディングのメンテナンス方法はどのようなものですか?
定期的に汚れを洗い流し、ひび割れや損傷がないかを点検します。大きなダメージが見られる場合は、専門家による修理が必要です。
既存の外壁を窯業系サイディングに置き換える場合、どのような工程が含まれますか?
既存の外壁材を撤去し、下地を整えた後に新しいサイディング材を取り付けます。防水や断熱材の調整も必要に応じて行われます。
窯業系サイディングの工事において一般的な問題は何ですか?
下地の不備や湿気対策の不足が挙げられます。これらは将来的にサイディングの劣化や損傷の原因となるため、施工は慎重に行う必要があります。
窯業系サイディングの色やデザインのトレンドはどのように変わっていますか?
近年では自然石や木材を模したデザインが人気です。また、環境に優しい素材やエネルギー効率の高い製品が求められる傾向にあります。

その他の外壁リフォーム工事メニュー

この記事の監修者

株式会社菊地板金工業、代表取締役、菊地社長

菊地正秀

株式会社菊地板金工業 代表取締役

宮城県仙台市出身、屋根・外壁板金工事歴30年

18歳から建築工事にはじまり、屋根、外壁工事や水道、基礎工事と建設業の様々な分野で、幅広い知識と現場経験を習得。
建物の主要構造物となる『屋根』において金属板金を自由自在に施工する奥深さに魅力を感じ、25歳で屋根工事を専門とする一人親方として、独立。
平成23年に株式会社菊地板金工業を設立し、代表取締役に就任。現在に至る。
以上の経験をもとに、リフォームのトラブルを回避できる情報を、「失敗ゼロ!屋根・外壁工事研究会」として、皆様に発信している。