金属系サイディングとは?メリット・デメリットや費用相場について
金属系サイディングは家や建物の外壁に使われている外壁材です。
この外壁材はお手入れが簡単で、しかも長持ちするという魅力があります。
そこで、ここでは金属サイディングの基礎知識、メリット・デメリット、さらには費用相場も紹介します。
また合わせて外壁リフォームを依頼する業者を選ぶポイントも紹介するので、金属サイディングについて知りたい方、これから外壁リフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
- 金属系サイディングとは
- 金属系サイディングのメリット
- 金属系サイディングのデメリット
- 金属系サイディングの基本構造
- 金属系サイディングの種類
- 金属系サイディングの選び方
- こんな人は金属系サイディングがおすすめ
- 金属系サイディングの張り方
- その他のサイディングとの比較
- 金属系サイディングの耐用年数
- 金属系サイディングのメンテナンス時期を見極めるポイント
- 金属系サイディングの劣化症状
- 金属系サイディングのリフォーム方法とその費用相場
- 金属系サイディングの有名メーカーその商品
- 金属系サイディング工事を依頼する業者選びのポイント
- 仙臺屋根屋の金属系サイディング工事施工実績
- 金属系サイディング工事でよくあるご質問
- その他の外壁リフォーム工事メニュー
金属系サイディングとは
金属系サイディングとは現代建築において注目されている外壁材の一つで、窯業サイディングの次に普及している外壁材です。
主にガルバリウム鋼鉄やステンレス、アルミニウムといった金属製の素材が使用されています。
この外壁材は、軽量でしかも強度があるため、地震の揺れに強いという特徴があります。
サイディングの中でも人気が高い金属サイディングですが、どのような特徴があるのでしょうか。
金属系サイディングのメリット
ここでは、金属サイディングのメリットを紹介します。
金属系サイディング6つのメリット
- 断熱性が高い
- 重ね張り(カバー工法)に向いている
- デザイン性が高い
- 割れにくい
- 耐震性が高い
- 寒さに強い
断熱性が高い
金属性の外壁材と言うと、断熱性が低いとイメージされる方が多いですが、実際にはかなり断熱性が高い素材です。
その理由は、芯材に断熱材が使用されているからです。
実際には窯業系サイディングよりも断熱性が高いと言われています。
外壁の断熱性が高いと、外気温に左右されにくくエアコンも効きやすくなるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
エアコン代の節約にもなるので、光熱費を抑えたい方にもおすすめです。
重ね張り(カバー工法)に向いている
金属系サイディングは軽量で水にも強いため重ね張りに向いています。
重ね張りをすると外壁の機能性を高め、建物自体の寿命を延ばすことも可能です。
しかも、外壁が2枚になるということで防水性や防音性も向上します。
外壁の全体リフォームをしたいけど、予算も工期も抑えたいという方には金属系サイディングの重ね張りがおすすめです。
デザイン性が高い
金属系サイディングはスパン系と言われるシンプルなデザインが主流でしたが、最近はインクジェット技術が進化したことによってあらゆるデザインが可能になりました。
金属系サイディングのデザインの種類
金属系サイディングにはたくさんのデザインがあります。
【金属系サイディングの主なデザイン】
- スパン柄
- 塗り壁柄
- 石柄
- レンガ柄
- 木目柄
この他にも今後デザインが増えていくことが予想できるので、新しい商品にも注目しましょう。
割れにくい
金属系サイディングは金属を主成分とする外壁材なので、強度があり割れにくいという特徴があります。
このような特徴は地震などの災害時に有利に働きます。
また、台風などによる飛来物が当たっても割れにくいので、台風が多い地域にもおすすめです。
今後大きな地震が予想される地域や台風が多い地域の方は金属系サイディングの設置を視野に入れてみましょう。
耐震性が高い
金属系サイディングは軽量で、しかも強度が高い外壁材です。
外壁の重量や強度は建物の耐震性に影響を与えるため非常に重要になります。
耐震性を重視したいという方におすすめです。
寒さに強い
窯業系サイディングやモルタルなどの外壁材は水分を含んでいるため、寒い地域での設置にあまり向いていません。
一方金属サイディングは水分を含まず、しかも外壁内部に通さないという特徴があるので、寒い地域での使用に向いています。
冬に氷点下を超える地域は金属系サイディングがおすすめです。
金属系サイディングのデメリット
ここでは、金属系サイディングのデメリットを紹介していきます。
金属系サイディング4つのデメリット
- 工事にかかる費用が高い
- 施工が難しい
- 傷つきやすい
- サビやすい
工事にかかる費用が高い
金属系サイディングは他の外壁材と比べて工事にかかる費用が高いです。
その理由は、材料費自体が高いことに加えて、取り付けに専門的な技術が必要だからです。
また、高機能な種類やデザイン性が高い種類を選ぶと費用はさらに高くなります。
ただし、メンテナンスにかかる費用は他の外壁材に比べて安いです。
外壁材を選ぶ際には、全体的なコストパフォーマンスを考えて選びましょう。
施工が難しい
金属系サイディングは他の外壁材と比べて施工が難しいです。
その理由は、測定・カット・設置にかなり正確な技術が必要だからです。
難しい作業になればなるほど工期もかかってしまいます。
また、施工実績がある技術力の高い職人に依頼しなければなりません。
他の外壁材に比べて施工できる業者が少ないため、業者探しに時間がかかってしまう場合もあります。
傷つきやすい
金属系サイディングは表面に傷がつきやすい素材です。
石や砂、強風で飛んできた飛来物などによって傷がついてしまうことがよくあります。
傷を放置しておくとその部分からサビが発生することがあるので、サビがひどい場合はできるだけ早く補修を行いましょう。
サビやすい
金属は強度があり丈夫ですが、サビに弱いというデメリットがあります。
サビを防ぐために塗装が施されていますが、時間の経過とともに塗膜が劣化し、サビやすくなってしまいます。
機能を維持しつつ美しい外観を保つためには、定期的な点検・塗装を行いましょう。
金属系サイディングの基本構造
金属系サイディングは金属板に断熱材を貼り付けた素材の表面に塗装を施した外壁材です。
この外壁材はかなり大きいため、継ぎ目を少なくすることができます。
継ぎ目を少なくすることによって継ぎ目部分から雨漏りが発生する可能性を減らすこと可能です。
金属系サイディングの種類
金属系サイディングはあらゆる金属で造られているため、種類も豊富です。
ここでは、金属サイディングの主な種類を4つ紹介していきます。
金属サイディングの種類 | 特徴 |
---|---|
ガルバリウム鋼鉄 | ・コストと機能性のバランスが良い ・金属サイディングの中で主流 ・サビにくい |
トタン | ・コストが安い ・加工しやすい |
アルミサイディング | ・軽量 ・コストが高い ・メンテナンス性が高い ・サビにくい |
ステンレス鋼板 | ・サビに強い ・耐久性が高い ・加工しやすい ・コストが高い |
ガルバリウム鋼板:バランスがよくて人気が高い!
ガルバリウム鋼鉄はアルミニウム・亜鉛などの合金でコーティングされた鋼板で、耐食性に優れています。
また、コストと機能性のバランスが良いため、金属系サイディングの中で最も人気がある素材です。
特に次世代ガルバリウム鋼鉄はその耐久性がさらに向上しており、長期間性能を維持することができます。
トタン:安くて、加工しやすい!
トタンは亜鉛でコーティングされた薄い鋼板で、そのコストパフォーマンスの良さと加工のしやすさからDIYにも使用されます。
ただし、耐久性はガルバリウム鋼板より低いため、定期的なメンテナンスが必要です。
アルミサイディング:サビにくく、海辺の建物向き!
アルミサイディングはアルミニウムを主成分とした素材で、古くから外壁材として使用されてきました。
サビに強くメンテナンス性が高いため、海の近くなど腐食しやすい環境にも向いています。
しかし、コストが高めなので設置率は低いです。
ステンレス鋼板:機能が高いが、価格も高い!
ステンレス鋼板は鉄とクロムを主成分とした素材です。
強度が高くメンテナンスがほぼ不要なので、高級住宅や商業施設で使用されています。
ただし、機能性やデザイン性が高い分、コストも高いと思っておきましょう。
金属系サイディングの選び方
金属系サイディングにはさまざまな種類がありますが、どのように選べば良いでしょうか。
ここでは、金属サイディングを選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。
金属系サイディングを選ぶ際の注目すべきポイント
- コスト
- デザイン
- 機能性
- 保証
コスト
金属系サイディングの種類を選ぶ際にはコストに注目しましょう。
金属系サイディングの価格相場は6,000円~12,000円程度です。
たまに、5,000円以下の安い金属サイディングがありますが、機能面で問題がある可能性が高いので注意しましょう。
平均的な価格で断熱材付きのタイプを選ぶと安心です。
デザイン
金属系サイディングにはあらゆるデザインのものがあります。
他の外壁材と似たように見えるものも多いため、あらゆる建物に合わせられます。
以下が金属サイディングの主な種類です。
【デザインの種類】
- スパン柄
- 塗り壁柄
- 石柄
- レンガ柄
- 木目柄
デザインを選ぶ際には建物のイメージやお客様の好みに合ったものを選びましょう。
機能性
金属系サイディングの種類を選ぶ際にはその機能性に注目しましょう。
種類によっては汚れが付きにくいタイプや断熱性が高いタイプもあります。
建物の環境に合った機能が付いている外壁材を選ぶのがおすすめです。
保証
外壁材の多くにはメーカー保証が付いています。
メーカーや商品によって保証内容が違うので、保証の内容や期間に注目しましょう。
【主なメーカー保証】
- 変褪色保証
- 塗膜保証
- 穴あき保証
- 赤さび保証
このような保証がついていることが多いので、事前に確認しておきましょう。
こんな人は金属系サイディングがおすすめ
では、金属系サイディングはどのような方に向いている外壁材なのでしょうか。
ここでは、金属系サイディングが向いている人の特徴を紹介します。
寒冷地に建築する予定
金属系サイディングは水を含まない外壁材なので凍害に強いです。
そのため雪が多い地域、氷点下になることが多い地域にも向いています。
寒い地域にこれから建物を建築しようと考えている方は金属系サイディングがおすすめです。
耐震性が高い建物を建てたい
金属系サイディングは強度が強く、しかも軽い素材です。
そのため揺れに強く、地震の際にも安心です。
今後大きな地震が起こる可能性があるとされている地域にお住いの方、耐震性を重視したい方に向いています。
スタイリッシュな外観の建物にしたい
金属系サイディングの一般的なデザインは洗練されたスパン柄です。
この柄はモダンな印象で現代建築にも向いています。
金属系サイディングらしいシンプルなデザインが好きな人におすすめです。
金属系サイディングの張り方
金属系サイディングの張り方に主に2つの方法があります。
金属系サイディング2つの張り方
- 横張り
- 縦張り
金属系サイディングには横張りと縦張りがありますが、どちらの方が良いというのはありません。
お客様の目的や好み、予算などに合う方法を選びましょう。
建物の雰囲気に合うデザインで選ぶのもおすすめです。
金属系サイディングの横張りとは
横張りとは、サイディングを横向きに設置する張り方です。
この張り方は一般的な方法なので、さまざまなデザインや色が多いという特徴があります。
また、横向きにサイディングを設置することによって材料費や工期を削減することも可能です。
さらに、縦張りよりも施工が簡単なので、縦張りに比べて施工を依頼できる業者が多いという魅力があります。
金属系サイディングの縦張りとは
縦張りとは、サイディングを縦向きに設置する張り方です。
この張り方はスタイリッシュでモダンな印象を与えるため、現代的な建築様式に似合います。
また、縦方向にサイディングを設置することによって雨水が地面に流れやすくなり、水による害が起こりにくいです。
その他のサイディングとの比較
サイディングには金属系サイディングの他にも「窯業系サイディング」「樹脂系サイディング」などがあります。
ここでは、金属系サイディングと他のサイディングとの違いを比較していきましょう。
どの種類のサイディングを選べばよいか迷っている方は、参考にしてみてください。
項目 | 金属系サイディング | 窯業系サイディング | 樹脂系サイディング |
---|---|---|---|
サイディング費用相場 | 3,000円/㎡~15,000円/㎡ | 4,000円/㎡~6,000円/㎡ | 9,000円/㎡~20,000円/㎡ |
耐用年数 | 20年~40年 | 20年~40年 | 30年~40年 |
特徴 |
・軽い ・断熱性が高い ・耐震性が高い |
・デザイン性が高い ・防火性が高い ・コストが安い |
・耐候性が高い ・耐久性が高い ・軽い |
窯業系サイディング:コスト・デザイン・耐火性を重視したい人におすすめ!
窯業系サイディングはセメントと繊維質を主成分とする外壁材です。
コストが安くてデザインやカラーバリエーションが豊富なので、外壁材の中で一番人気があります。
ただし、重たい外壁材なので、耐震性を重視したいという方は金属サイディングがおすすめです。
樹脂系サイディング:耐久性が高く寿命が長い!
樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂を主成分とした外壁材です。
サビに強く寿命が長いという特徴があります。
ただし、日本では施工できる業者が限られているため工事費用が高くなる可能性があります。
このように、サイディングにはいくつかの種類があります。
この他にもさまざまな種類があるので、機能性・デザイン・費用などを比べて選びましょう。
金属系サイディングの耐用年数
金属系サイディングの耐用年数は20年~40年です。
ただし、建物の設置環境や気候条件によって劣化の速度は変わります。
外壁に劣化症状が現われた際には、耐用年数に関係なくリフォームを検討しましょう。
金属系サイディングのメンテナンス時期を見極めるポイント
金属系サイディングのメンテナンス時期を見極めるために注目すべきタイミングは以下の二つです。
- 耐用年数
- 劣化状況
耐用年数
金属系サイディングの耐用年数は20年~40年程度ですが、この期間を過ぎると外壁の全体リフォームを検討しましょう。
耐用年数を過ぎると機能が著しく低下する可能性があるので、張り替え・重ね張りなどの外壁全体リフォームを行うのがおすすめです。
劣化状況
外壁のメンテナンス時期を見極めるもう一つのポイントは劣化状況です。
外壁材が劣化をするとあらゆる劣化症状が現われます。
劣化症状が現われた場合は、できるだけ早く補修を行いましょう。
金属系サイディングの劣化症状
金属系サイディングが劣化するとどのような症状が現われるのでしょうか。
ここで、金属サイディングの主な劣化症状を5つ紹介します。
金属系サイディングの5つの劣化症状
- サビ
- 色褪せ
- チョーキング
- 剥がれ
- コケ・藻
サビ:まずは点検!
金属系サイディングの最も一般的な劣化症状の一つがサビです。
水分や塩分に長時間さらされることで酸化が進行し、サビが発生します。
サビは外壁材の強度を低下させ、ひどい場合は穴を空けてしまいます。
サビが全体に広がる前にメンテナンスを行いましょう。
色褪せ:塗装!
長期間雨や紫外線にさらされることによって色褪せが起こってしまいます。
色褪せたサイディングは見た目が悪くなるだけでなく、外壁の機能性も低下させます。
色褪せが起こるということは塗装が劣化してきていることを意味するので、メンテナンスとして塗装を行うのがおすすめです。
チョーキング:点検後、塗装!
チョーキングとはサイディングの表面に白い粉が付く現象のことです。
これは塗装が劣化してきていることを意味します。
チョーキングが起こったらまず点検を依頼し、状態によっては塗装を行いましょう。
剥がれ:塗装or補修!
サイディングが劣化すると、サイディングに一部や塗膜が剥がれることがあります。
このような剥がれは外壁内部への水の侵入の可能性を高めます。
外壁内部を傷めないためにも、早期の塗装や補修がおすすめです。
コケ・藻の発生:清掃・塗装!
サイディングが劣化するとコケ・藻が発生することがあります。
コケや藻は外壁の見た目を損なうだけでなく、機能性を低下させる可能性もあります。
全体に広がる前に早めに清掃、もしくは塗装を行いましょう。
金属系サイディングのリフォーム方法とその費用相場
金属系サイディングのリフォームにかかる費用はいくらぐらいなのでしょうか。
ここでは、「張り替え」と「重ね張り」の特徴と費用相場を紹介します。
張り替え:200万円~250万円(一般的な一戸建ての場合)
張り替えとは、古い外壁を取り外して新しい外壁を設置する工事で、200万円~250万円(一般的な一戸建て)の費用がかかります。
既存の外壁を取り外す作業が必要なので、重ね張りよりもコストや工期がかかります。
ただし、古い外壁の問題を全て取り去ることができ、内部の点検もできるので、建物の寿命を延ばすことができます。
重ね張り:180万円~220万円(一般的な一戸建ての場合)
重ね張りとは、古い外壁の上から新しい外壁を設置する工事で、180万円~220万円(一般的な一戸建て)の費用がかかります。
既存の外壁を取り外す作業が必要ないので、張り替えよりもコストや工期を抑えられます。
張り替えよりも費用を抑えつつ外壁全体をリフォームできるので、コストを重視したい方におすすめです。
金属系サイディングの有名メーカーその商品
ここでは、次の金属系サイディングの有名メーカーとその人気商品を紹介します。
- アイジー工業:SF-ガルスパン
- YKK AP :アイアンベール
- 旭トステム:スタッコ
- 日本鋼鉄:スターラインプライム
この他にもあらゆる種類が発売されています。
金属系サイディングの種類を選ぶ際は業者の方と相談しながら選びましょう。
これから家を建てようと思っている方、外壁リフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
アイジー工業:SF-ガルスパン
アイジー工業は金属系サイディングの人気メーカーです。
その中でもSF-ガルスパンJFは人気がある商品で、スタイリッシュでモダンな外観にしたいという方に向いています。
また、メーカーによる10年保証(変褪色・穴あき・赤さび)付きなので安心です。
メーカー | アイジー工業 |
---|---|
商品名 | SF-ガルスパン |
費用相場 | 8,400円/㎡ |
張り方 | 縦張り・横張り |
カラー | 全12色 |
柄 | スパン柄 |
保証 | 10年保証(変褪色・穴あき・赤さび) |
YKK AP :アイアンベール
アイアンベールは軽量で耐久性が高いガルバリウム鋼板のサイディングです。
水に強くサビにくいため、美しい見た目を長期間維持できます。
しかも軽量なので耐震性も問題ありません。
さらに、メーカーによる10年保証(赤さび・塗膜)付きで安心です。
メーカー | YKK AP |
---|---|
商品名 | アイアンベール |
金属の種類 | ガルバリウム鋼板 |
費用相場 | 4,700円/㎡ |
張り方 | 横張り |
カラー | 全3色 |
柄 | スパン深絞りスタンダード |
保証 | 10年保証(赤さび・塗膜) |
旭トステム:スタッコ
スタッコは旭トステムの定番商品です。
アルミ製で塗り壁風のシンプルなデザインなので飽きがきません。
メーカー | 旭トステム |
---|---|
商品名 | スタッコ |
金属の種類 | アルミ |
費用相場 | 6,767円/㎡ |
張り方 | 縦張り・横張り |
カラー | 全3色 |
柄 | 塗り壁風深絞りスタンダード |
保証 | 10年保証(赤さび・塗膜) |
日本鋼鉄:スターラインプライム
スターラインプライムはスタイリッシュな外観が印象的なサイディングです。
カラーによって遮熱機能が高いタイプ、クリーニング機能が高いタイプがあります。
デザインと目的に応じてカラーを選びましょう。
価格が安いにもかかわらず保証も手厚いので人気があります。
メーカー | 日本鋼鉄 |
---|---|
商品名 | スターラインプライム |
金属の種類 | アルミニウム・亜鉛合金 |
費用相場 | 5,576円/㎡ |
張り方 | 縦張り・横張り |
カラー | 全14色 |
柄 | スパン |
保証 | 10年保証(塗膜)25年保証(穴あき) |
金属系サイディング工事を依頼する業者選びのポイント
金属系サイディング工事を依頼する際には、業者選びが非常に重要です。
どのような業者に工事を依頼するかによって仕上がりや工事の満足度が変わってきます。
金属系サイディング工事業者選びの3つのポイント
- 業者の実績と評判を確認しよう
- 複数の業者で相見積もりを取ろう
- アフターサービスと保証を確認しよう
業者の実績と評判を確認しよう
業者選びをする中で重要なのが業者の実績や評判を確認することです。
長年地域に根付いて多くの工事を行ってきた業者は、技術力や問題解決能力が高い傾向にあります。
また、地域の方の評判やオンラインでの口コミは、実際に工事を受けた方からのリアルな意見が伺えます。
工事の質に対しての評価や口コミが多い業者を選ぶと安心です。
複数の業者で相見積もりを取ろう
工事を依頼する業者を決める際には、複数の業者による相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ることによって工事の相場や一般的な流れを知ることができ、悪徳業者に騙される可能性も減ります。
また、見積もりを比較することによってお客様の予算や希望に合う業者を選ぶことができます。
最低でも3社から見積もりを取ると安心です。
アフターサービスと保証を確認しよう
金属系サイディング工事において注目したいのはアフターサービスや保証です。
外壁材はどうしても劣化してしまうものなので、トラブルが起こってしまうことがあります。
このようなトラブルにすぐに対応してくれる業者を選ぶと安心です。
ちなみに、保証がある業者は工事に自信があることが多いため、工事の質が高い可能性があります。
仙臺屋根屋の金属系サイディング工事施工実績
金属系サイディング工事でよくあるご質問
- 金属系サイディングとはどのような材料ですか?
- 金属系サイディングは、アルミニウムやガルバリウム鋼などの金属製の板材を使用した外壁材です。耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易なため、住宅や商業建築の外壁によく使われます。
- 金属系サイディングの主な利点は何ですか?
- 金属系サイディングの利点には、長寿命、耐候性、耐火性、さびにくいことが挙げられます。また、色やデザインのバリエーションが豊富で、美観を保ちやすいのも特徴です。
- 金属系サイディングのメンテナンス方法は?
- 定期的な清掃と点検が推奨されます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を用いた手洗いが効果的です。傷や損傷が見られた場合には、専門業者による修理が必要です。
- 金属系サイディングの設置コストはどれくらいですか?
- コストは材料の種類、壁の面積、取り付ける地域によって異なりますが、他のサイディング材料と比較して初期費用は高めですが、長期的にはメンテナンス費用が抑えられるため、コストパフォーマンスは良いと言えます。
- 金属系サイディングの耐用年数はどのくらいですか?
- 正しくメンテナンスされていれば、40年以上持つこともあります。材質や環境条件にもよりますが、一般的には非常に耐久性が高いです。
- 金属系サイディングの色やデザインの選択肢にはどのようなものがありますか?
- 多種多様な色やテクスチャー、模様が利用可能です。木目調や石材調など、自然素材を模したデザインも人気があります。
- 金属系サイディングは環境に優しい材料ですか?
- 金属系サイディングはリサイクルが可能で、持続可能な建材の一つです。生産過程でのエネルギー消費はありますが、長寿命であるため、全体的な環境負荷は低く抑えられます。
- 金属系サイディングを選ぶ際の注意点は?
- 施工業者の選定に注意し、経験豊富で信頼できる業者に依頼することが重要です。また、地域の気候条件に適した材料を選ぶことも大切です。
- 金属系サイディングの防音性能はどうですか?
- 金属自体は音を反射しやすいため、防音性は高くありません。しかし、適切な断熱材と組み合わせることで、ある程度の防音効果を得ることが可能です。
- 金属系サイディングの取り付けにかかる時間はどのくらいですか?
- プロジェクトの規模や複雑さにもよりますが、通常、他の外壁材料に比べて取り付け時間は短いです。専門の設備と技術が必要ですが、経験豊富な施工業者であれば迅速に施工することが可能です。
その他の外壁リフォーム工事メニュー
この記事の監修者
菊地正秀
株式会社菊地板金工業 代表取締役
宮城県仙台市出身、屋根・外壁板金工事歴30年
18歳から建築工事にはじまり、屋根、外壁工事や水道、基礎工事と建設業の様々な分野で、幅広い知識と現場経験を習得。
建物の主要構造物となる『屋根』において金属板金を自由自在に施工する奥深さに魅力を感じ、25歳で屋根工事を専門とする一人親方として、独立。
平成23年に株式会社菊地板金工業を設立し、代表取締役に就任。現在に至る。
以上の経験をもとに、リフォームのトラブルを回避できる情報を、「失敗ゼロ!屋根・外壁工事研究会」として、皆様に発信している。